ITシステム管理者の皆さん、ITSMツールの導入にかかる費用について、あれこれと悩んでいませんか?企業のDX推進やIT環境の変化に伴い、効果的なITサービスマネジメントのためのITSMツールは欠かせません。しかし、その導入費用には様々な要素が絡み合っており、一筋縄ではいきません。
ITSMツールの費用には、ソフトウェアライセンス費用、クラウド版かオンプレミス版か、ライセンスの利用形態、導入支援サービスの委託費用、さらにはサーバーやOS費用など、多岐にわたる項目があります。これらを一つひとつ検討し、総合的な費用対効果を見極めることが重要です。
この記事では、具体的な価格例や導入にかかる費用項目を紹介し、効果的なITSMツールの選び方を解説します。ITSMツールを導入する際の参考にしてください。
DXの推進やIT環境の変化により企業のITサービスマネージメントは年々重要性を増してきています。ITサービスマネージメントを効果的に運用するためにITSMツールの導入を検討する企業も増えています。しかし導入にはユーザー数(オペレーター数)、容量、月額か年額か、初期費用はかかるのか、どこからがオプションか、サポートは必要か…など様々な要素が含まれるため、項目を分けて検討する必要があります。
市販のITSMツールを導入する場合にはライセンス費用が必要となります。
クラウド版ならオンプレミス版のようにサーバーを社内で管理する必要がありません。サーバーのアップデートやメンテナンスなどを省力化し、リモートからのアクセス性を高くしたい企業はクラウド版がおすすめです。
月間ライセンスや年間ライセンスか製品によって複数のライセンス利用形態があります。年間ライセンスが有利になる場合もあるので企業の都合に合わせて適切なライセンス形態を選びましょう。
ライセンス数や利用したい機能数に応じてライセンス費用が異なります。自社に必要な機能やライセンスを選ぶ必要がありますが、最初はスモールスタートしておき、徐々に必要な機能を後からオプションとして追加していけるツールもあります。
初めてITSMツールを導入する場合、導入担当者のスキルにもよりますが自社のみでツールを導入することは難しいため導入サポートが必要となります。その場合、単純にサポート有無として検討するのではなく、どんなサポートが必要なのか俯瞰的に判断する必要があります。
自社で運営するサーバー用の費用が必要となります。Windowsサーバーを利用する場合はWindowsライセンスに関する費用、Linuxの場合もRedhatなど有償ディストリビューションを利用する場合は費用が発生します。また、導入後のサーバーやOSのメンテナンス、アップデート費用も必要です。
ツールを選ぶ時にはツールの導入費用やランニングコストに対し、導入したことでどのくらいのコスト削減になるのか、目先の費用だけでなく費用対効果も考えて導入することも重要です。ITSMツールの具体的な価格例について以下にご紹介します。
スモールスタートでアジャイル開発ができる、サポート体制充実、評価版あり。
※税不明、価格はクラウド版とオンプレミス版で共通。
企業特有の業務プロセスをノンプログラミングで構築できる、評価版あり。
※すべて税込価格
※オンプレミス版は要問合せ。
サービスデスク業務やオペレーションルールをAIで自動化できる、評価版あり。
※すべて税別、24時間365日メールサポートと平日24時間電話サポートあり
ITSMツールを導入する前に、利用形態、ユーザー数、必要な機能、費用対効果など自社の状況や環境に合わせて検討する必要があります。予算など様々な事情で小スペックのツールしか導入できないという場合、最初はスモールスタートで導入し、必要な機能をオプションとして後から徐々に追加していけるようなツールを選ぶことをおすすめします。
2023年11月1日時点、「ITSM ツール」のGoogle検索で10ページ目までに表示されたITSMツール54つを調査。
54ツールの中で必須機能がある(インシデント管理、問題管理、変更管理、リリース管理、資産管理)、カスタマイズが可能なツールを抽出し、「導入後のサポート重視」「コスト重視」「セキュリティ重視」の3ツールを選定。
ISO / IEC 27001ほか、 ISO/IEC 27701、ISO / IEC 27017、SO/IEC27018、ISO9001、ISO20000、SOC2/1など
国内にデータセンターがある
ノーコードで構築・カスタマイズでき、シンプルな管理画面で使いやすい。低価格からインシデント管理を始められる。
導入時、導入後も充実したサポートを受けられる。
アイペット損害保険株式会社、東京海上アシスタンス株式会社、PayPayカード株式会社、日揮ホールディングス株式会社、 国立大学法人静岡大学、レオス・キャピタルワークス株式会社
ゾーホージャパン株式会社
(本社:インド)
本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1 みなとみらいセンタービル13F
ISO / IEC 27001ほか FedRAMP、SOC2などの認証を受けている
SlackやMicrosoft Teamsを利用してビデオ会議をセットアップ、コラボレーションを促す機能がある。
モバイルアプリでも利用できる。
※日本企業の公表なし
Nextiva、ISS World、Canva、Infobip、Toast、Twitter
Atlassian(本社:オーストラリア)
日本:アトラシアン株式会社
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークタワー1407
公式サイトに記載なし
AI・ビッグデータ活用などのテクノロジーを実用レベルで実装。AIが解決法を自動提案してくれる。
機能拡張やオプションは不要。
※日本企業の公表なし
※公式サイトにSMAXの事例なし
MicroFocus
(本社:イギリス/アメリカ)
日本:マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社
日本オフィス:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー19階
ISO / IEC 27001ほか、 ISO/IEC 27701、ISO / IEC 27017、SO/IEC27018、ISO9001、ISO20000、SOC2/1など
国内にデータセンターがある
ノーコードで構築・カスタマイズでき、シンプルな管理画面で使いやすい。低価格からインシデント管理を始められる。
導入時、導入後も充実したサポートを受けられる。
アイペット損害保険株式会社、東京海上アシスタンス株式会社、PayPayカード株式会社、日揮ホールディングス株式会社、 国立大学法人静岡大学、レオス・キャピタルワークス株式会社
※「ServiceDesk Plus」…クラウド版はPinkVERIFY™ 4、オンプレミス版はPinkVERIFY™ 3の認証を取得しています。
このサイトでは、「ITSM ツール」でGoogle検索、12月22日時点で上位100位までに公式サイトが表示された製品を紹介しています。そのうち、サービスデスク/ヘルプデスク(インシデント管理)をメインとしたITSMツールで、無料トライアルのできる3製品を紹介しています。
ISO27001取得
メール・LINE・電話など10種の窓口をまとめて管理。高いユーザビリティと視認性ダッシュボードで分析・レポート、見える化されることで業務改善につなげる。
大企業向けのRe:lation for Bizあり。
弁護士ドットコム株式会社、エムオーツーリスト株式会社、株式会社Birdman、日本通運株式会社、株式会社イングリウッド、株式会社Loco Partners
株式会社インゲージ
所在地:東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー
要問合せ
プロジェクト管理・タスク管理のオープンソース「Redmine」のクラウドで利用できるサービス。
CSSとJavaScriptを埋め込んで画面をカスタマイズ。
チケット登録用メールアドレスにメールを送ることでRedmineにチケットを登録。
株式会社ネットワーク応用通信研究所、株式会社ノーリツ、株式会社イシダテック、丸紅ITソリューションズ株式会社、ハイウエア株式会社、アーティサン株式会社
ファーエンドテクノロジー株式会社
所在地:島根県松江市朝日町498番地 松江センタービル
要問合せ
顧客が好むチャネルに対応
カスタマーサポートのパフォーマンスを可視化し、レポーティング機能で、担当者のサポート業務を効率化
既存のビジネスシステムともコーディングなしで簡単に統合、カスタマイズも自由自在。
東京電力エナジーパートナー株式会社、株式会社佐賀銀行、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社アダストリア、立命館大学、株式会社学研プロダクツサポート
株式会社インゲージ
所在地:東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー
ISO27001取得
要問合せ
要問合せ
メール・LINE・電話など10種の窓口をまとめて管理。高いユーザビリティと視認性ダッシュボードで分析・レポート、見える化されることで業務改善につなげる。
大企業向けのRe:lation for Bizあり。
プロジェクト管理・タスク管理のオープンソース「Redmine」のクラウドで利用できるサービス。
CSSとJavaScriptを埋め込んで画面をカスタマイズ。
チケット登録用メールアドレスにメールを送ることでRedmineにチケットを登録。
顧客が好むチャネルに対応
カスタマーサポートのパフォーマンスを可視化し、レポーティング機能で、担当者のサポート業務を効率化
既存のビジネスシステムともコーディングなしで簡単に統合、カスタマイズも自由自在。
弁護士ドットコム株式会社、エムオーツーリスト株式会社、株式会社Birdman、日本通運株式会社、株式会社イングリウッド、株式会社Loco Partners
株式会社ネットワーク応用通信研究所、株式会社ノーリツ、株式会社イシダテック、丸紅ITソリューションズ株式会社、ハイウエア株式会社、アーティサン株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社、株式会社佐賀銀行、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社アダストリア、立命館大学、株式会社学研プロダクツサポート
株式会社インゲージ
所在地:東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー
ファーエンドテクノロジー株式会社
所在地:島根県松江市朝日町498番地 松江センタービル
株式会社インゲージ
所在地:東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー